【世界8の字周出発】世界一周大幅ルート変更の経緯:要約
おはようございます。
きりみです。
約2か月半ぶりにブログ更新したら、世界一周が世界8の字周になってる意味不明なブログになってしまいました。
そもそも8の字周ってなにや。
昨日の突然の報告がこちら。
実はですね、出発してすぐに父親の体調が急変したため緊急帰国していたのです。
そして、4月15日に亡くなったため四十九日法要が終わるまで実家で過ごしていました。
以下、5月に更新したFacebookから一部引用
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母さんから「父危篤、帰ってきてください」との連絡があったのは、ボリビア3日目の3月31日朝でした。
出発前も少し体調を崩していたので、帰ってくるまでの半年間、お父さんも気をつけてね、と声をかけて出てきたけどまさかこんな連絡が来るとは夢にも思っていませんでした。
飛行機が全然取れないので、ルートだけ決めて乗継先で一番早い便のチケットを買い足しながら帰った5日間。
帰国翌日の4月6日に会いに行ったら、思っていたよりもずっと元気でニコニコしながら迎えてくれたので拍子抜けしたのを覚えています。
その後も調子のいい日が続いたりしたのでこのまま回復するかもしれないと期待していたのですが、付き添いをして10日目の夜、容体が急変してそのまま帰らぬ人となりました。
病院の窓から見える桜が丁度満開になった週末の夜でした。
元々、父は21歳の時に受けた放射線治療による後遺症・合併症のために、あまり身体が丈夫ではありませんでした。
なので今までも覚悟を決めるような時が何回がありましたが、その度に持ち直していたのでまさかお別れの時がこんなに早く来るとは思いませんでした。
生真面目で怒るときはとっても怖いけど、普段は物静かで子煩悩だったお父さん。
そして長い間、自分の病気と静かに闘っていた強い人でした。
止まない痛みに耐え続け、美味しいご飯が食べられなくなり、思うように言葉を話せなくなり、膿盆一杯に血を吐く度に身体が弱っていく数十年は、真綿で首を絞められるような、きっとそれ以上に苦しい日日だったと思います。
辛そうな姿を見るのが悲しくて、周りの元気なお父さんが羨ましく思うこともありました。
そんな中でも震災で職場が流されるまで仕事を勤めあげ、子供達の前では弱音を吐くことはほとんどなく、母さんと一緒に姉妹3人が社会人になるまで育ててくれたこと・好きなことをさせてくれたことにただただ感謝しています。
もっと親孝行したかったし、こうすればよかったと思うことも正直たくさんあるけど、まずは本当に長い間お疲れ様でした、今までと最後の10日間頑張ってくれてありがとうと伝えたいと思います。
本当ならこのような個人的なことをこの場に書くべきべきではないかもしれないけど、今までお父さんの話を誰かにするということがあまりなかったので、最後に書かせてもらいました。
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事実は小説より奇なりともいいますが、まさかこんなことになるとは本当に思っていませんでした。
父の危篤を聞いた時から、本当にたくさんのことを考えました。
父はこのあとどうなるのか。
看病し続ける母はどうなるのか。
もし父が死んだら家族はどうなるのか。
入院が続きずっと看病が必要になる場合どうやって生計を立てていくのか。
私はこのまま旅行を続けていいのか。
結果として父は亡くなり、私は旅行を再開します。
それは、やりたいことを諦められなかったことと、父と母の応援がありました。
入院中の父は、緊急帰国し、ずっと夢だった世界一周を中断していることを父は気にしていました。
病院でも、次はいつ再出発するの?と聞いてきたりしていました。
母も父以上に帰国させたことを申し訳なく思っているようでした。家族の方がよっぽど大切なのに。
そして父の死により、「人はいつどうなるか分からないのだから、後悔のないよう自分の人生を生きる」という考えが今まで以上に強くなりました。
このような思いもあり、出発を決めました。
再出発にあたりですが、父の初盆のため8月に日本に帰国しなければいけません。
そのため、
ヨーロッパ一周→日本→北米南米周遊→日本
という8の字周にしてみました!
夏にヨーロッパへ行くことは譲れなかったので、以前は北米南米からヨーロッパへ向かうルートだったのをヨーロッパを旅し終えた後にアメリカ大陸へ向かうルートへ変更しました。
当初の予定より3〜4ヶ月程旅程が後ろにずれますが、行きたかった国にグッドシーズンで回れる旅程に組みなおすことができました!
それもこれも、こんな自分をサポートしてくれる周りがあってこそだと思っています。
この感謝の気持ちを忘れずに旅を続けていきたいと思います。
なんだかめちゃくちゃな文章になってしまったので、あとで編集しよう…。
読んでいただいた方、ありがとうございます。